2010-12-15

ワクシングテーブル

シーズン序盤は雪面が安定してなくて、下手すると下地が出てたりするから、メインの板を最初からは出さない。

毎年状況を見ながらメインの板を出す時期を決めるけど、今シーズンは来週からに決めた。
シーズンオフにチューンナップに出した板にはたっぷりベースワックスがついてるから少なくともエッジ部分は落としとかないと、最初がすごく滑りづらい。


ワックスがけ一つとってもそこには自分の中に歴史がある。

最初に見よう見まねでやり始めた頃は普通のアイロンにアルミホイルを2枚重ねぐらいに張り付けて、かけてた。このやり方は何かのはずみでアルミホイルが破れてしまった場合、スチーム穴にワックスが入り込んでしまうリスクがあった。
折りたたみ式のワクシングテーブル

ワックスアイロンを手に入れて毎週のようにホットワックスをかけ始めた頃も、まだ床に新聞紙を敷いて手で板を押さえながらワクシングして大変な苦労をしながらワックス落としをしてた。

本当はバイス台でやるのが一番やりやすいけど、それほど広くもない家の中に設置するのは抵抗があると思ってた中、数年前にHOLMENKOLの折りたたみ式ワクシングテーブルを見つけて手に入れた。

穴を開けたダンボールとポリ袋をセット
ワクシングの悩みどころは落としたワックスの処理。落としたワックスは、ふわふわ飛びやすい上にこびりつくと取るのが大変。

そこで考えだしたのがこのやり方。

買った時に板が入ってきたダンボールのセンターにビンディング部分が入る範囲で穴を開ける。このダンボールは取っておいて毎回使う。
流れ止めを固定
穴が開いてると当然そこからワックスが落ちてしまうから穴の下にポリ袋をかませて、ダンボールをワクシングテーブルにセット。
ダンボールの端とポリ袋を、クリップで挟んで固定。

ワクシングとワックス落としの時にビンディングの流れ止めが邪魔になるから、床でやってた時からもってたストッパーをセット。

ビンディング部分がダンボールの穴に入るようにワクシングテーブルに板をセットしてワクシングとワックス落とし。

ダンボールの穴にビンディング位置を合わせてセット
作業が終わったらワックス吸込み専用になってるハンドクリーナーで箱の中からワックスを吸い出して、ポリ袋はワックスが飛ばないように注意しながら、はずして捨てる。

ダンボールとワクシングテーブルを畳んで終了、っていう感じ。

このやり方を思いついた時は自画自賛ですごくテンションが上がった。

今はチューンナップ戻りの板のワックス落としと、大会前などの重要な局面ぐらいでしかホットワックスはかけないけど、このやり方が今自分で思いつく、一番回りを汚さないやり方。


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